あぶね~。
数週間前からM田に言われてた宿題。「F先生がいるうちに、何子でもよいから俺に勝て」。
最初言われたときは七子くらいでボロ負けに負けたのよね。次に打ったときは九子で、まだ私が残ってる段階で投了しちゃった。
私が「負けました」と言ったらM田、「いいんだな」と確認して、私が取られたと思ってた石を一手で生き。おまけにM田が「双方互角に」とヨセていったら私が30目くらい勝ってた(;_;)。まあM田のヨセとは違うから、30目は勝てないけど、結構惜しい勝負だったんじゃないかしら。
で、昨日のラストチャンス。「初手、高梨聖健の手で行くぞ」。M田のよく言う「孔令文の手」ってのはわかったけど、「高梨聖健の手」ってわかんないのよね。「なにかしら」と脅えていたら単なるオオゲイマだった
。
でもなんだかその怯えが後を引いてしまったのか、ずいぶん負けたはね(涙)。最後のチャンスなのにボロ負けで、ちょっと泣きたくなった。
「君は攻めることとヤルことを混同しているんだ」とM田。「九子で碁にしないためには攻めてしまって白が碁を打つ機会を失わせてしまえ」ってよく聞くじゃない? だから私は攻めていたつもりなんだけど、それはM田の定義によれば「ヤル」ことなんだって。ま、所詮M田の言うことだからよくわかんないけどね
。
ま。
M田はM田なりに、私に勝たせたいって気持ちは(一応)持ってたみたいなのよね。だから私の惨敗を見てちょっと逆上してたわけよ。私は私で落ち込んでるしね。
私はトイレに行ってちょっと扉をうちからトントンと叩いてみた。で、M田は一本煙草を吸ってきた。それで双方、ちょっと落ち着いたのよね。
「もう一局打つか」とM田。「はい」と私。援軍(?)でT君が横から「じゃあ私も二面でお願いします」。
で、M田は初手を打つ前に小考して、今度は「孔令文の手」。なるほどっ! ハッピー・マンデーでの集大成ってことで聖健先生と令文先生の手なわけね。可哀想なM田はピーチ先生とは十九路を打ったことがないってことだったしね。
序盤、やっぱりちょっと「ヤル」形になっちゃったらしく、下辺をM田の地にされちゃった。ただ、そこからは「ほどほど」な感じで、ちょっと「攻めきる」んじゃなくて「生きを強要する」みたいに打ってみたのよね。
終局して、大勢の生徒が帰り間際に挨拶していくF先生を強引に呼んだM田。「先生。最後、なんとかこの子が勝ちました。20目程度ですけどね」。
「M田さんに九子はなかなか勝ち切れませんものね~」とF先生。うう。でも勝利の報告ができて良かった~。ひとり感動している私にF先生。「でも、碁にはされてしまっていますね」(苦笑)。え~と、先生。空気、空気っ! ここはそういう批評じゃなくて「私がギリギリで課題をこなしました」って感動するところなのよ(笑)!
ま、そういうオチを付けられるのが私のキャラかしらね

。でも嬉しくなった私。
M田は「うむ。よく打てていた」と。「但し、もうしばらく俺とは九子で打って、絶対に負けないという自信をつけなさい」。
うむ。ま、M田も空気読まない奴だから、なかなか「ご褒美」とかはくれないわね。まあわかってたわよ>M田。
F先生にもオチつけられて、M田はM田で碁のことしか頭にない。
それで私は自分で自分にご褒美をあげました。
陶芸家としての才能が花開いちゃったらどうしましょうと、不安になっている今日の私なのです
。